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総合型スポーツクラブ「ヴィアティン三重」のサポーターズカフェ。地域とともにチームとともにをコンセプトに、地域の食材を使った地産地消メニューを積極的に展開。

THE BOWL cafe
代表 近藤 均

 2020年4月のコロナ禍真っ只中、三重県初のJリーグ参入を目指す「ヴィアティン三重」と地域の生産者・消費者を結ぶ、サポーターズカフェとして、私たちの店「THE BOWL cafe」は産声を上げました。長年空きスペースとなっていた町の施設と、近くのスタジアムを本拠地としたチームを応援するショップのマッチングがきっかけでした。

 小さいころから畑や田んぼを手伝い、朝早くから夜遅くまで働く両親の背中を見て育った私にとって、農業は厳しさと面白さを実地で教えてくれるもうひとつの学校でした。そんな中で教えられたのが「小規模農家は儲からない」「丁寧に育てるより、農薬を使い大量生産をしなくては商売として成り立たない」ということ。悲しい現実でした。
 
 開業にあたり、店で使うものは安全・安心で、体に良い食材にこだわること。地元の食材を可能な限り使用し、皆さんが使っていただいたお金を地元の生産者さんに還元すること。この2つを決めていました。

 人が食べるというものにおいて、安全というのは美味しいよりも重要です。お客様はもちろん、アスリートである選手の食事を提供しているので安心できるものしか使いません。地域の生産者さんへ還元したい理由は、先に述べたように幼少期の経験から、心を込めて作っていただいたものを、対価としてきちんと還元し、生産者の方々の喜びとしてもらえるように。以上の理由から、ドレッシングに使用する野菜にも滅菌処理をしたり保存料を加えたりしていません。ですから商品の賞味期限が長くありません。地元農家さんから良いものを適切な価格で仕入れているため、値段も安くはありません。

 それでも、私たちは「家族の健康を考え、真心を込めて食事をつくるお母さんのように」安全・安心で美味しい商品を作ります。今後も一層の努力を重ねてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。